秋の議会 中間報告
一般質問で登壇!【動画】
こんにちは、上尾市議 尾花あきひとです。
令和元年 9月定例会が開催されています。
秋の議会に市から提出された各議案(補正予算案・条例案など)は、それぞれの議員が所属する委員会に振り分けられ審査を開始。
私が所属する総務常任委員会には9月の補正予算のほか、更に追加議案として「市長の給与及び副市長の給与の減額支給に関する条例の制定について」が付託されました。
この審査の様子は別記事にて後述いたします。
そして 9月10日には『一般質問(※)』で登壇。
(※ その会期中に上がった議案に関わらず、各議員が個人調査・研究に基づき、市政全般に対し行う質問・提案の場)
《 動画 》がアップされましたので、是非ご覧頂ければ幸いです。
9月議会トップバッターで登壇
持ち時間1時間(市側の答弁含む)で、下記テーマについて質問・提案を行いました。
ー質問項目ー
1、政治機能と行政組織(00:00~)
◆投票率向上の仕組み作り
◆議会サポート 広域版法制局と事務局機能強化
◆行政組織のマネジメント改革を2、学童保育行政(13:10~)
◆他市の事件・事故等を受け学校敷地内への整備を3、地方創生第2幕に向けて(16:30~)
◆2015年からの第1ステージ総括と第2ステージの準備を
◆地方創生総合戦略と市の総合計画の関係性
◆SDGs(エスディジーズ)を反映した計画策定を
◆「少年消防クラブ」を設立しては
◆商工業サポート 商工会館耐震工事中の一時移転について4、駅周辺はじめ生活環境整備(40:28~)
◆上尾駅東口交差点のスクランブル化を
◆東口プラザ館の環境改善(トイレ・交番)
◆ムクドリ・カラス対策
◆文化センター・コミュニティセンターの利便性向上を5、小敷谷フェンス・ブロック擁壁撤去・新設工事問題(44:40~)
◆経緯と意志決定について
◆公共事業の発注状況について
今定例会は、委員会・一般質問等で 会派問わず 市に対し厳しい質問・指摘が続いています。
本来は、国・地方自治体ともに地方創生が次のステップへ移行する時期であり 準備をすべきタイミングなのですが、上尾市では公金不正支出疑惑が浮上しており、議会として46年ぶりとなる「百条委員会(※)」を立ち上げ調査を行っています。
(※ 「地方自治法第100条」に基づく権限が付与される特殊な委員会。自治体の事務調査を行う際に通常より強い調査権が発動でき、関係者の出頭および証言・記録の提出を請求できる委員会。正当な理由なく関係者が出頭・証言・記録の提出を拒否した時は禁錮・罰則が科せられる等非常に強い権限を持つ)
強い調査権を持つ「百条委員会」
6月定例会での「小敷谷フェンス・ブロック擁壁撤去・新設工事問題」の公金不正支出疑惑から、事務執行に関する疑義が止まらない状況になっています。
市側は本件については既に調査を終えたとして 報告書を提出しましたが、その内容も含め精査が必要です。
今回の案件は、行政・議会ともに関連する疑惑のため「各要素を分解して」正確に調査が必要と思います。
そして、これを皮切りに他の案件にも波及していく可能性もあります。
9月定例会の最終日は9月20日。
引き続き議案審査を続けます。
(「百条委員会」は定例会閉会後も 引き続き調査を続ける委員会です)
プロフィール
上尾市議会議員/38歳
1983年 上尾市生まれ。明治大学政治経済学部卒。
ドラマ・映画演出部、地元で企業活動を経て上尾市議会議員。
行政改革・市民協働・地方分権を基本に、地域の潜在力発揮に向けて活動中。