休校期間中の分散登校 中止について
こんにちは、上尾市議 尾花あきひとです。
上尾市内 小中学校は「5月6日まで休校・休園」の方針となり、
あわせて幼稚園も含め「休校期間中には分散登校・登園を一定程度実施する」旨、昨日示されておりましたが、保護者の皆様から「感染拡大防止の主旨からすれば、分散登校も中止すべき」との意見が多数、市に寄せられておりました。
また、平時、各学校の裁量については最大限尊重すべきですが、「緊急事態ゆえに教育委員会は各学校へより強く指針を打ち出すべき」とのご意見も数多く頂いております。
議会は対策支援本部会議を開き、市に対して各種伝達を行いました。
本日の夕刻、教育委員会方針は
「5月6日までの休校期間中の分割登校・登園は、実施しない」よう、改まりましたのでお知らせ致します。
(ただし、最終決定は各学校の判断となります)
防疫の主旨からすれば、然るべき判断と思います。
なお、変更となったためあえて記しますが、教育委員会は当初「コロナ対応のみではなく、日常的な留意点(DV等)もあるため、クラスの何割かずつの人数で分割登校してもらい状況確認する必要性がある」との判断理由があったようで、これも重要かつ尊重されるべき観点である事は明記しておきます。
市民の皆様からのご意見や 各種変更に関する議会への伝達の遅さ等 懸念される事項については市側に申し入れを行っておりますが、緊急対応ゆえ教育委員会はじめ市側も苦慮しつつ対応に当たっている事については一定の理解をすべきと考えます。
今は、それぞれの立場で知恵を出し合って事態に対処していきましょう。
それゆえに、引き続きご意見がございましたら行政側にしっかりとお伝えさせて頂きますので、お声を是非お寄せ下さい。
案件により様々な立場のご意見があると思いますが、市側で把握しきれない現場の情報を届ける事も、緊急時における議会の重要な役割です。
プロフィール
上尾市議会議員/38歳
1983年 上尾市生まれ。明治大学政治経済学部卒。
ドラマ・映画演出部、地元で企業活動を経て上尾市議会議員。
行政改革・市民協働・地方分権を基本に、地域の潜在力発揮に向けて活動中。