上尾市コロナ対策「独自事業」(専決処分)
& 市独自の相談窓口が開設
こんにちは、上尾市議 尾花あきひとです。
コロナ対策についての初動検証と提案を行うべく、6月定例会に先立ち 全議員説明会の開催要求を行いました。
これにより5月13日に説明会が実施されましたが、この日程決定の折 執行部から議会に対し急遽申し出があり「コロナ対策事業を専決処分(※)すること」について強い意向があったとの事で、説明会前日にあたる5月12日に別途、説明会が設定されました。
結果的に下記2つの説明会が開かれる運びに。
【1】5/12 「上尾市コロナウイルス感染症対策単独事業(案)について」(専決。市が今回予算化した対策)
【2】5/13 「新型コロナウイルス感染症対策に関する執行部への質疑」(議会による市の対応検証と提案の場)
(※ 専決処分・・・本来、議会の議決を経なければならない事柄について、市長が自治法の規定に基づき自ら処理すること。本専決処分の承認は6月定例会での審査となります)
こののち上尾市は コロナ対策のため「令和2年度上尾市一般会計補正予算(第3号)」を執行しました。
今後 以下の施策が実施されます。
(1)PCRセンター設置等支援及び受診者自己負担分の全額助成 (2)中小・小規模事業者売上回復支援金(市内の中小企業約1,400社・小規模事業者約4,900社へ一律5万円を支給) (3)商店街活力再生推進事業支援金(商店街等の衛生対策や広告宣伝など緊急的な取り組みを支援) (4)地域宅配事業支援金(テイクアウト等の初期経費や商品開発費について最大10万円を支給) (5)ひとり親家庭等子育て支援臨時給付金ひとり親家庭等子育て支援臨時給付金支給事業(児童扶養手当受給資格者の子ども1人につき3万円を給付) |
約4.2億円の財源は国からの地方創生臨時交付金を活用する形ですが、交付までの期間は一時的に市の財政調整基金を活用する形となります。
また、交付金のみではなく市の独自財源を確保するため 年度内不要事業の組み替えが必要になると考えますが、この点については「現在 不要事業の洗い出し中」との回答がありました。
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あわせて、要望しておりました市独自の「新型コロナウイルス総合窓口」が開設されました。
支援策等について 相談先がわからない場合にはこちらにお問い合わせ下さいとの事です。
ご相談に応じ 適切な担当に繋ぐ仕組みとなっています。
新型コロナウイルス相談窓口 | 上尾市(048-775-2294)
プロフィール
上尾市議会議員/38歳
1983年 上尾市生まれ。明治大学政治経済学部卒。
ドラマ・映画演出部、地元で企業活動を経て上尾市議会議員。
行政改革・市民協働・地方分権を基本に、地域の潜在力発揮に向けて活動中。